日本からインド企業の個別銘柄に株式投資する方法 現地から今後の見通しを報告

インドの株式

インドの人口は13億人以上で7%台の高い経済成長率を記録してきました。

2019年12月現在は4%台に下落しており、自動車産業を中心に不況に直面していますが

今後は圧倒的な人口規模や成長余地から中、長期的な成長が見込まれています。

インドで生活して感じることですが、インド人のインド経済に対する先行きの見込みは

まだまだ楽観的で個人の不動産投資もいまだ活況です。

今後大きな成長を見込めない日本よりもインドに投資して成長を取り込みたいと

考えている方のために、インド企業に投資する方法を紹介します。

インドの株式市場

インドの株式市場はBSE(ボンベイ証券取引所)とNSE(インド国立証券取引所)があります。

BSEに上場されている株式銘柄で構成されている株価指数がSENSEX

NSEの株価指数がNifty

東証一部で構成されている株価指数が東証株価指数(TOPIX)と同じと考えて下さい。

この2市場の株式銘柄はほぼ同じですので、値動きも似ています。

株式購入時にどちらの市場か選ぶことができますが、どちらを選んでも大差ありません。

日本からインドの株を買う方法

インドに在住していない外国人がインド市場からインド企業株を直接購入することは

インド政府から規制されているため不可能です。

外国人がこの規制を逃れるためには、インド市民権を得ているか、

インドに納税している必要があります。

つまり日本に在住している人はインド市場から株式を購入できません。

私はインドに在住していて、インドの銀行口座を所有しているので条件を満たしていますが

この条件を満たしていない日本人の方はETFやADRを購入する方法を利用するしかありません。

ADR(American Depoeitary Receipt 米国預託証券)

DRとは現地企業が発行した株式を銀行が預かって、預かった株式を裏付けとして発行する代替証券です。

この代替証券を第三国の株式市場に上場することで、現地企業は第三国で資金調達できます。

例えばインド企業株ADRの場合、アメリカの銀行がインド企業の株式を購入して、

購入した株をインドの銀行に保管依頼します。アメリカの銀行は預けたインド企業株を裏付けとして、

インド企業のADRを発行、アメリカの市場に上場するわけです。

我々日本人はこのアメリカ市場に上場されたADRを日本の証券会社を通して買うことが出来ます。

ADRのメリット、デメリット

ADRのメリットは、通常では現地当局の規制によって購入できない株式を

日本から購入することが出来る点です。

ETFと違い、個別銘柄への投資が可能ですので、ハイリスクですがハイリターンも見込めます。

デメリットは企業の実質株主は銀行になるため、有価証券を購入しても

企業に対する発言権がない点です。

また、インド株のADRでは、インド在住者が企業の株を購入する場合と比べて

割高になってしまうことが大きなデメリットになるでしょう。

ADRで購入できる銘柄

SBI証券のサイトを見てみると、インドADR注目銘柄としてHDFC銀行、インフォシステクノロジー、

タタモータースが紹介されています。

他にもドクターレディー、ベダンタ、ウィプロ、ICIC銀行

超有名企業ばかりですね。

現在私はメインバンクとしてHDFCバンクを利用しています。元政府系の老舗銀行です。

これら銘柄の中で、私が保有しているのはベダンタになります。

世界中で資源開発を行っている大企業です。

ADRが発行されている企業はインドの株式市場に上場している企業の中の

ごく一部の大企業に限られている印象を受けますので、もしインド在住者であれば

特権を利用してインド市場に直接アクセスする方が良いでしょう。

インド在住者がインド市場から直接株式を購入する方法は別記事で紹介します。

まとめ

今後も大きな成長を見込めるインド市場に対して日本から投資を行う方法として

ETF、ADRを紹介しました。

インドのインフラはまだまだ後進国水準ですし、人口増加も見込めます。

まだまだ豊富で安い労働力が手に入るインドは魅力的な投資対象だと思いますので

インド投資を検討してみてはいかがでしょうか?