セブンイレブン進出!勝算はあるか?インドのコンビニ事情

インドにセブンイレブンが進出!

疑問1

インドにセブンイレブンが進出するけど勝つ見込みあるの?

インドのコンビニに関するそんな疑問について記事にしてみました。 インド在住者の目線で書いています。

2019年にセブンイレブンがインドに進出するニュースが発表されました、が、

さすがインド、セブンイレブンでもコントロール不可!

当初の予定であった2019年内にムンバイに1号店を出店する計画は

2020年に延期になったようです。

セブンイレブンはインドの小売大手、フューチャーグループと組んで

インド戦略を進めるとのことですが、計画が延期になるあたりが

インド進出の難しさを物語っています。

フューチャーグループはインドの有名スーパーマーケット、

BigBazarを運営していて、インド市場に株式を上場しています。

私もセブンイレブン進出の情報を聞いて、

年初にFutureRetailの株を購入しましたが、株価は下がる一方

インドに住んでいてもインド国民からセブンイレブンへの期待感は感じられません。

それでもインドは13億人市場

今後爆発的にコンビニが増えるとは考えられませんが、徐々に店舗数を伸ばしていくでしょう。

セブンイレブンがシェアをとるのか、他のコンビニ会社が勝つのか記事でまとめます。

Coffee Day essentialsの記事はこちら

インドのコンビニ事情

ンビニは日本では飽和状態と聞きますが、インドのコンビニ事業はまだまだ

スタート地点と言えます。

インドには全くコンビニがないのではなく、24Sevenというセブンイレブン!?と

見間違えるようなコンビニが存在します。

24seven

24sevenは日本のセブンイレブンをモデルにしているため、

セブンイレブンのような店になっております。

商品や清潔さも日本のコンビニと遜色ないレベルと言えるでしょう。

しかし、24Sevenは現在限られた店舗数しか出店されておらず、

伸び悩んでいる様子です。

理由として以下が挙げられると考えます。

1.小型の食料雑貨店がものすごく多い

型の食料雑貨店(Grocery)はヒンディー語でキラナショップと言います。

このキラナショップがインド中で約1200万店舗も存在していて、

どこの町を歩いても、スナック、菓子類、飲料品を扱っている

似たようなキラナショップに遭遇します。

雑貨やトイレタリーを扱う小型店も数多くあるため、

わざわざコンビニを見つけなくても、少し歩けば何でもそろう状態というわけです。

それでも24sevenに行くと、若者を中心に客が買い物に来ている様子です。

1つの店で必要なモノが揃う利便性が徐々に認知されてきていると考えられます。

2.深夜営業がむずかしい

本でもコンビニの24時間営業が問題になっていますが、

インドで24時間営業は更にハードルが高いです。

治安の問題があるので深夜に外出するのはごく限られた人ですし、

商業施設が密集した地域でないと人が集まりません。

セキュリティを雇う必要もあるので経費もかさみます。

3.流通に難あり

インドのインフラはPoorで有名ですが、コンビニ業界にとって

流通の問題は致命的でしょう。

Delhiでも未舗装路は当たりまえですし、冷蔵式のトラックも私は見たことがありません。

2017年から導入された新税制のGSTによって物流コストも増大しています。

4.コンビニを始める費用、フランチャイズ費

コンビニ事業を始めるには初期費用が必要です。

人が集まる場所にテナントを借りて、設備を用意して、フランチャイズ費用を払い・・

私も脱サラして24sevenを始めようかと考えて、

直接24sevenに初期費用がいくらになるのか聞いたことがあります。

「答えは、店を出す場所と店の規模によって異なります」

そりゃそうだ・・・笑

つっこんで聞いてみると、

小型店舗でRs.400,000~、大型店になるとRs.10,000,000

日本円にするとザックリ640万円から1600万円

なかなか立派な初期費用ですね△

この金額はインド人の富裕層でないと絶対に無理な投資です。

これではフランチャイズ契約もなかなか進まないでしょう。

インドで商売をする難しさ Coffee day essentials

セブンイレブン以外にも2019年にインドにコンビニ出店を行うと発表した

日本企業もあります。インパクトHDとう会社です。

インパクトHDはインドでCafe Coffee Dayを運営している

コーヒーデイエンタープライズ(CDEL)と共同出資で

「Coffee day essentials」というコンビニをスタートさせ、

実際に出店しています。

しかし、ここで大きな落とし穴が・・・

Coffee day essentialsの初出店直前の2019年7月にCDELのCEOが

自殺してしまいました。

忘れもしません、私が新婚旅行でヒマーチャルに行っていた時の出来事。

実は私は、コンビニ事業の話を知ってからCDELの株を買っていました。

不謹慎な話ですが、CEO自殺のニュースを知ってから株価が気になって仕方がありませんでした。

当時1株Rs.300だった株価は連日のストップ安で2019年12月現在Rs.45になっております。泣

それでもインパクトHDは諦めずにインドにコンビニを出店しているようですが、

写真を見る限りではどうなのだろう??

デリーにも出店しているようなので今度行ってみよう。

2020年2月 実際に行ってみたときの記事はこちら

2020年3月 2店舗目にも行ってみて課題を認識した記事はこちら

まとめ 

  1. インドでコンビニは普及するのか?
    利便性が認知されつつあるので今後緩やかに店舗数は増えると考えるますが
    インド特有の問題があるため、普及のスピードはかなり遅くなります。
    24時間営業は難しいでしょう。
  2. どのコンビニが勝者となるのか?
    24sevenが徐々に店舗数を伸ばしているし質も高いので有利。
    2020年にセブンイレブンが初出店を控えているのでセブンイレブンの動向次第。
    24sevenよりもフランチャイズ費を抑えることが出来るかどうかがカギだと思います。